2007年06月10日

コンプレッサーの効果

先日買った「音を大きくする本」を見ながら、録音していたデータを使って実験してみました。

ところで、基本的に音を大きくするために使うのが「コンプレッサー」です。
イメージ的には、音を圧縮します。
音を大きくするのに圧縮するの?
と疑問が出てきますが、簡単に説明すると、「大きな音を圧縮して小さな音を底上げする」のです。

それでは、早速私がこの前作ったデータをサンプルにしてその効果を試してみましょう
まず、元データを聴いてみてください。

http://wish-musican.up.seesaa.net/image/soruse.mp3

実は、このデータイコライザーを使って既に調整しているので、そこそこ音は出ていると思います。

このデータを波形で見ると
sourse.jpg
こんな感じになります。
中央付近に緑色の線が入り、線の上端の四角の中に「-2.0」と表示されていますが、これは、このデータの一番音が大きい位置でその音の大きさを表しています。

一般的には、「0.0db」が音が歪まないで聴ける大きさと言われています。

次に、このデータの一番大きい音を、今説明した基準の「0.0db」になるように調整します。
これも、普通のDAWソフトや波形編集ソフトに付いてる「ノーマライズ」という機能を使います。
それでは、ノーマライズした音を聴いてください。
http://wish-musican.up.seesaa.net/image/sample.mp3

あまり、元データーと代わりありませんね。

このデータの波形を見ると
normalize.jpg
確かに、ピークが「0.0db」になっていますね。

続いていよいよコンプレッサーを使ってみます。
使い方は、それぞれのソフトやプラグインなどによって違いますが、
スレッショルド、アタック、リリース、レシオ、ゲインと言ったパラメーターを調整します。

今回は、
○ スレッショルドを-9.0db
○ アタックタイムを0ms
○ リリースタイムを230ms
○ レシオを8.0:1
○ ゲインを7.8db
にしました。
この辺の目安は、本に書かれているのでそれを参考にしています。

それでは、このパラメーターでコンプレッサーをかけた音を聴いて・・

その前に、初めてコンプレッサーの各パラメータの説明を簡単に

スレッショルドは、圧縮する音の大きさ基準?・・なんかよく分からないですね。
つまり、音がある一定の大きさになると、それ以上に音が大きくならないようにつぶして(圧縮)していまいます。
その圧縮する音の一定の基準をいいます。
わかりやすく、私が使っているコンプレッサーでスレッショルドを示してみます。
thre.jpg
赤のラインより大きい音をそれ以上大きくならないように圧縮します。

アタックは、圧縮する位置に来た時に、コンプレッサーを効かせるまでの時間です。
音の種類によっては急激にかけると不自然な音になるため、わざとタイムラグを作っているんです。
今回は0にしています。

リリースタイムは、圧縮が終わってからコンプレッサーの効果を切るまでの時間で、これもぞれぞれの音によって調整します。

レシオは、圧縮する度合いです。

ゲインは、上の図を見てわかるとおり、音を圧縮して赤のライン以上音が大きくならないようにしているため、その音のレベルを上げるためコンプレッサーから出力される音が「0.0db」になるように底上げします。
gain.jpg
この調整パラメーターがゲインです。

そして、コンプレッサーをかけた音がこれです。
http://wish-musican.up.seesaa.net/image/comp2.mp3
全体に音圧が上がっているのが分かると思います。

そして、波形をみると
comp.jpg
明らかに、小さい音が底上げされて大きくなっているのが分かると思います。

まだまだ調整の必要があるのですが、とりあえずはこんな感じですね。
今回は、最終出力にコンプレッサーをかけていますが、本当は、一つ一つのトラックごとにぞれぞれの音の種類に合わせてコンプレッサーをかけた方がもっと良い音になります。

ちなみに、音を大きくするために、ただ単にゲインだけ上げるとこうなります。
http://wish-musican.up.seesaa.net/image/broken.mp3
上げたゲインはコンプレッサーで底上げしたのと同じ大きさです。
音が歪みまくっていますね。(汗)
ちなみに、波形は
broken.jpg
(汗、汗・・・)
すごいですね。
しっかりと、ピークが上げた「7.8db」になっているのがわかりと思います。
こうならいなために、音を歪まさないで大きくするのがコンプレッサーなんですね。

ただ、このパラメーターの調整が実は大変で、コンプレッサーをかけることを仕事としている人がいるくらいです。

そこで、たとえばピアノとかベースとかの色々な音の種類に合わせて、コンプレッサーをどうかけたらいいかという解説本があるんですよね。

まだ、コンプレッサーを使った事のない人で、自分の録音した音に満足していない人は、是非挑戦してみてください。
posted by tomo at 17:04| Comment(4) | TrackBack(1) | 宅録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コンプレッサー・・・仕事柄、空気圧縮機を連想してしまいます。(笑)
Posted by koro83018 at 2007年06月10日 18:46
koroさん

私の場合、コンプレッサーと聞くと、レッサーパンダを連想していまいます。(爆)
Posted by tomo at 2007年06月10日 20:07
今までわ 感だけでやってたよ〜な
上手くいった時のデ〜タも メモしてなかったし

欲しい本があったので まとめて注文しましたよん
Posted by あ〜てぃ at 2007年06月11日 05:23
あ〜てぃさん

私なんか使い方を知らなかったのでプリセットまかせでした。
薄くて小さな本なんですが中身が濃いですよ。

Posted by tomo at 2007年06月11日 07:25
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